「NPO法人麻生キッチンりあん」
活動スタート!
「麻生キッチンりあん」は、
空き店舗を活用し地域の「交流の場」として2013年より藤女子大学(人間生活学部食物栄養学科隈元ゼミ)、認定NPO法人Kacotam、NPO法人ぱすとらる、あさぶ商店街が連携し、運営してきました。
ひとり親家庭の子どもたちへの学習支援と食支援、日替わりシェフによるランチの提供やまちの教室、2016年より「こども食堂」などを行っています。
また、地域のつながりが希薄で孤立した子育ての状況がある中、地域の子どもたちに関わる皆さまと協力、連携を深めることで、もっと子どもたちや親に寄り添い、力になることができるのではないかと考え、関係団体の方々とともに、麻生発・こどもネットワーク会議を開催しています。
こうした「麻生キッチンりあん」事業を持続可能な取り組みとするため、2019年11月より「NPO法人麻生キッチンりあん」として活動することとなりました。
あたたかく支え合い、誰もが安心して生きいきと暮らせる社会をめざし、皆さまとのつながりを大切に活動を広げていきます。
法人概要
名称 | NPO法人麻生キッチンりあん |
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設立 | 2019年11月11日 |
所在地 | 〒001-0039 |
業務内容 | ①地域住民の居場所づくり事業 |
役員構成 | 理事長 今井 香奈江 副理事長 高橋 勇造 理事 久保 直実 佐藤 典子 監事 藤本 康男 |
info@asabu-rian.com |
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Tel | 011-707-1795 |
沿革
2013年
「麻生キッチンりあん」の母体となるコミュニティを結成。
・「札幌市商店街再生事業 学生アイデアコンテスト」(2012年)で藤女子大学(人間生活学部食物栄養学科隈元ゼミ)学生の「ひとり親家庭の子どもへの学習支援と栄養バランスのとれた食事の提供、コミュニティハウスづくり」というアイデアが準グランプリを受賞、あさぶ商店街の支援を受け、街区内の空き店舗を活用し「へるすたでぃ藤麻人」として開設。食支援は藤女子大学隈元ゼミの学生、学習支援は 認定NPO法人 Kacotam が担当。
・商店街、大学、NPO法人が連携した運営など取り組みはマスコミにも大きく取り上げられる。
2014年
店名を「麻生キッチンりあん」に変更。
・地域の住民や団体が一日オーナー(曜日毎に入れ替わり)でランチを提供する「日替わりシェフ」方式を取り入れ、さらに地域住民が集まり、食を通して交流し、情報発信できる場所になるよう、店名を「麻生キッチンりあん」(りあんとは、フランス語でつながるの意)に変更。
・地域の方に商店街を身近に感じてもらい交流の場として商店街店主が講師をつとめる「まちの教室」を開催。
2015年
まちの人を主体とするイベントづくりに注力。
・介護者の孤立を防ぐため地域包括センターと連携し互いの話を聞きあう「介護者のつどい」、様々な職種の方をゲストに迎え仕事についての話しを聞く「おしごとBar」、「まちの教室」も商店街店主だけではなく地域の様々な得意分野を持った方が講師をつとめるものへと発展。
・あさぶ商店街と藤女子大学(TFT-FUJI)連携による麻生の地名の由来になった「亜麻の実を使ったお菓子」の商品開発、販売により商店街の活性化につなぐ。 ※TFTとはTABLE FOR TWOの略:発展途上国の飢餓と先進国の肥満を同時に解決する日本初のボランティア。
2016年
「こども食堂りあん」がスタート。
・活動の幅が広がったため敷地面積がより広い空き店舗(現住所)へ移転。NPO法人ぱすとらるが運営に加わる。
・これまでの活動を通して必要性を感じていた子どもへの支援を強化するため「こども食堂りあん」を開始。
・イベントや講座等を開催したい方のためにお店をまるごと貸出すスペース貸し、地域の作家が作品を販売・展示する場を提供する棚貸し等を開始。
2017年
昼も夜も、共に過ごす時間を。
・保護者が仕事等で夜遅くなるときの子どもの居場所として「トワイライト子ども館」(夜の児童館)を開始。
2018年
「こどもネットワーク会議」発足。
・札幌市北区麻生地域を中心に小中学校や福祉施設、連合町内会、まちづくり協議会など子どもに関わる団体・機関等に呼びかけ、より多くの子どもや親に寄り添い、子育ち・子育て支援の輪をひろげようと「麻生発・こどもネットワーク会議」(以下、「こどもネットワーク会議」)を発足。
2019年
NPO法人化。
・「こどもネットワーク会議」で出された意見をもとに、麻生や周辺地域で、子どもが気軽に立ち寄ったり、おとなが気軽に子育ての悩みを相談したりできる施設や場所などを記した「にこに子マップ」を作成、関係団体等に配布。
・これまでの取り組みを持続可能なものにするため「NPO法人 麻生キッチンりあん」を設立。
2020年
こども食堂、手作りお弁当のテイクアウトに切り替え
・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、こども食堂を中止。月1回の子ども食堂を、月1~2回の手作りお弁当のテイクアウトに切り替える。
・札幌市へ「コロナ禍における子どもにかかわる取り組みの緊急要望」として要望書を提出。
・すべての学校行事が中止になったため、感染対策を徹底し自然体験イベント(南区八剣山)を開催。
・子どもも、おとなも楽しめるイベントとして「りあんマルシェ」を開催。
・NPO法人化、1周年を記念したマスコットキャラクター「りあんちゃん」が決まる。
2021年
こども・若者にりあんを無料開放
・駄菓子屋さん&こども・若者の居場所をスタート。
・自然体験イベント(当別町一番川地区)を開催。
2022年
子どもの非認知能力を育むイベントを開催
・藤女子大学隈元ゼミの学生と地域の方の協力のもと、「季節の行事のお料理教室」を開催。
・自然体験イベント(南区マウンテンマン)を開催。
2023年
りあん開設10周年
・困りごとを抱えている方の状況を把握し必要に応じた支援を行う「伴走支援」を開始。